多くの子供たちに影響を与えた伝説のアニメ「星のカービィ」
実はアニメ「星のカービィ」は単なる子供向けアニメの域を超えた「尖った」「狂気」「和製『シンプソンズ』(もしくは『サウスパーク』)」と称されるほどの攻めた「大人の笑い」が多いことでも有名です。
ゲーム版とは一味違うアニメ版「星のカービィ」全100話からとびきり印象の濃いやばい狂気回をご紹介します。当時の子供たちにトラウマを与えた(?)エピソードがこちら!
そして長らく切望されておりましたブルーレイBOXの発売が決定されました!
購入された方はぜひ下記の狂気回をご堪能ください~!
フェス会場から速報ですーっ!な、なんと!カービィさんの30周年を記念して、2001年から放映されたアニメ「星のカービィ」のBlu-ray BOXが発売決定っっ!ドンドンパフパフ~!
HDでキレイになった映像が楽しめちゃいますね!詳しくは続報をお待ちください!#星のカービィ30周年 #アニメ星のカービィ pic.twitter.com/9s5xi4jStO— 星のカービィ (@Kirby_JP) August 11, 2022
コンテンツ(目次)
アニメ「星のカービィ」やばい狂気回4選!
■第49話「アニメ新番組・星のデデデ」
あらすじ:プププランド初のアニメ番組を作ることにしたデデデ大王。しかし素人揃いのスタッフでうまくいくはずもなく、完成しないまま放送時間に!ぶっつけ本番でアフレコすることになるが、始まってみると主役がデデデ大王にすり替わっていて…!?
アニメカービィといえば挙げられる有名回。裏テーマは日本のアニメ業界の過酷な労働環境!?
デデデ大王が権力にまかせて自身を主役にしたアニメを素人の住人たちに作らせるという、アニメ業界の過酷な労働やブラックな一面を鋭く描写した回。
「アニメ作りに参加したいものは格別に安いギャラで使ってやるでゲス」「才能はないけど根気だけはあるモノ好きは、くさるほどいるでゲス」などセリフもやばいです。
■第72話「ワドルディ売ります」
あらすじ:デデデ大王がツケの支払いのため城の兵士ワドルディ達を自動販売機で売り始めた!?飛ぶように売れていくワドルディ達のどさくさに紛れてカービィも売られてしまう。そして城には誰もいなくなった…。
直球で人身売買しちゃってます。
ただ、相手がワドルディだけあって、悲惨さよりもかわいさが際立つ内容になっているのが救い。自分も売ってたら買っちゃうなあ。ワドルディ働き者だし。
■第89話「オタアニメ!星のフームたん」
あらすじ:かつて大失敗に終わったアニメ「星のデデデ」。まだ諦めていないデデデ大王は今度はアニメ制作スタッフを呼び寄せる。しかしやってきたのは3人のアニメオタキング。デデデ大王の指示も聞かず、自分らの作りたいフームを主役にしたアニメを制作したのだった…。
49話に続いてアニメ製作がテーマ。
スタッフとして招集した「オタキング」3人組がフームを主役にした萌えアニメ(お子様には少々刺激強め?)を勝手に製作し、その後ストーカー行為で逮捕されるというムチャクチャさです。さらに、再び行われたアニメ企画会議では明らかに『機動戦士ガ〇ダム』『とっとこハ〇太郎』『エヴァン〇リオン』等のパロディと思われるアイデアが飛び出し、最終的にはウォルト・ディズニー風のキャラまで登場と、まるでスタッフたちが「地上波アニメでどこまで許されるか?」のスリルを楽しんでいるかのような攻めが堪能できる回。
そのパロディの際どさで配信や再放送等では差し替えが行われた「おそ松さん 第一話」を彷彿とさせます。ブルーレイBOXではちゃんとそのまま収録されているのでしょうか…。
※朝7時のアニメとしては驚異の視聴率7.4%を記録したとか!(全100話中第3位の高視聴率)
■第92話「ワドルディの食文化大革命」
あらすじ:ワドルディ達の莫大な食費を低減させるため、村人に安い弁当の入札競争をさせることに。落札したコック・カワサキが作るのは超極薄サンドイッチ。それに不満のワドルディ達は怒り、大暴動に…。
アニメ人気の高いコック・カワサキ回はだいたい狂気をはらみがちですね(笑)。本作はあの文化大革命を下地にした(?)社会派な回です。ここで登場する魔獣の名前も「モウ・タクサン」と、これまた攻めたネーミングになっています。大丈夫なのか…。修正なくブルーレイBOXに収録されるようお願いしたいですね。
アニメ「星のカービィ」概要
タイトル | 星のカービィ |
放送日 | 2001年10月6日~2003年9月27日 |
放送時間 | 毎週土曜 7:30~8:00(テレビ高知の毎週水曜16:25~16:55) |
話数 | 全100話 |
放送局 | 中部日本放送・TBS系列 |
原案 | 桜井政博 |
監督 | 日下部光雄 |
キャラクターデザイン | 島袋美由紀 |
アニメーション制作 | スタジオ・ザイン |
2022年に30周年を迎えた人気ゲームシリーズ「星のカービィ」シリーズを原作にしたアニメーション作品です。ただし、ゲーム版とはキャラクターの設定や性格が変更されていたり、アニメオリジナルのキャラクターが登場したりとゲームと違う部分も多いのが特徴です。
上記のように子供向けと思いきや過激な描写もあり、感動・シリアス・癒し・ギャグと充実の内容なので大人になった今でも楽しめる作品かと思います!
まとめ
・アニメ「星のカービィ」やばい狂気回4選!
第49話「アニメ新番組・星のデデデ」
第72話「ワドルディ売ります」
第89話「オタアニメ!星のフームたん」
第92話「ワドルディの食文化大革命」
・アニメ「星のカービィ」概要
タイトル 星のカービィ
放送日 2001年10月6日~2003年9月27日
話数 全100話
監督 日下部光雄
今冬にブルーレイBOX発売!
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