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十割そばの読み方は「じゅうわり」「とわり」?語源はなに?

おそば屋さんの看板やメニューなどでよく見かける「十割そば」は何と読むんでしょう?
じゅうわり?とわり?それとも他の読み方もあるのでしょうか?

語源やおそばの効能や旬についても調べてみました!

コンテンツ(目次)

「十割そば」の読みは「じゅうわりそば」が一般的

日本語国語辞典によると、読み方は「じゅうわりそば」が一般的とのことでした。

ほかに「じゅわりそば」「とわりそば」も使われるが少数のようです。

私の実家では「とわりそば」と呼んでいたので少数派だったようです…(笑)

十割そばって何?語源は?

小麦粉などのつなぎを用いず、100%そば粉だけで作られたお蕎麦(そば)の総称。
これを「十割そば」「生粉(きこ)打ちそば」「生蕎麦(きそば)」等と呼びます。

江戸時代、当初は十割が正統だったところに小麦粉のつなぎを入れる製法が広まり、小麦粉2割・そば粉8割の比率で作られたそば「二八(にはち)そば」が生まれます。
(その他、鶏卵や山芋などをつなぎに入れる場合もあります)
※二八そばの名前の由来には当時のそばの値段十六文から2×8=16で二八そばという説もあるようです
つなぎを入れずそばを打つのは相応の技術が必要であることと、当時つなぎを入れたおそばは庶民向けということで、そちらとの差別化として「じゅうわりそば」という呼び名が出来たと言われています。

どちらが美味しいのかついては十割そば、二八そば、それぞれの良さがありそば好きの永遠のテーマといえますね(笑)

そばに含まれる栄養は?旬はいつ?

おそばは食物繊維が豊富で、カロリーはうどんより少々お高めですが原材料が小麦粉であるうどんよりも糖質は抑えられます。(十割そばならなおさら!)また、ポリフェノールであるルチンも含まれていて健康効果も注目されています。

蕎麦は夏と秋の年2回に収穫されます。7~8月頃に収穫される「夏新」、10~12月頃に収穫される「秋新」と呼ばれる初物の新そばが出回ります。
新そばは味・香りもとても豊潤・濃厚です。お店によってはめんつゆでなくお水で食べ、蕎麦本来の繊細な旨味と香りを楽しむところもあるほどです。

ぜひ新そばの醍醐味を味わってください!

まとめ

・「十割そば」の一般的な読み方は「じゅうわりそば」

・小麦粉などのつなぎを使わず100%そば粉だけで作られた蕎麦(そば)の呼び名

・語源は、詳しい年代ははっきりしないが江戸時代につなぎを用いた「二八そば」などと区別するた めに使われるようになった模様

・そばは食物繊維やルチンを含む、またうどんよりも糖質OFF効果あり

・そばの旬は夏と秋。収穫期直後に旨味・香りの強い新そばが楽しめる

 

 

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